荒町の料理店
荒町の料理店(地場もん屋食堂fil)
竣工 | 2022.12 |
所在地 | 富山県富山市 |
用途 | 飲食店 |
面積 | 約195㎡ |
設計 | オニヅカセッケイブ 鬼塚 純平 鬼塚来未 |
植栽 | 株式会社 越路ガーデン 西尾 耀輔 |
施工
建築 | 三由建設株式会社 |
電気 | 北陸電気工事株式会社 |
空調 | 菱機工業株式会社 |
給排水 | 鈴木工業株式会社 |
家具 | 株式会社安田創作 |
植栽 | パケ・ドゥ 松田貴恵 |
Location | Toyama City,Toyama |
Program | Restaurant |
Area | about195㎡ |
Photo | ToLoLo studio |
計画地は富山市の中心部を運行する路面電車荒町駅より徒歩1分の場所に位置する元証券会社であった5階建てビル。内、1階を飲食店へと改修する計画。
同運営者によって今後隣地に新築とポケットパークが計画されており、特にポケットパークは道行く人々の憩いの場にしたいという施主の想いがあった。
そこで施設全体のグランドレベルの繋がりをつくるため隣地につくられるポケットパークからの緑が店内へと続いていくよう内装に緑をふんだんに取り入れ様々な人が気軽に立ち寄れる公園のような空間を目指した。
ファサード側にメインの植栽帯、その他の植栽は吊り天井の上や照明器具と兼ね合わせ客席上部に設けることで、食事やスタッフ動線に邪魔になることなくふんだんに緑を設えた。
他にも隣地との繋がりを考え、店外と店内の心理的ギャップが緩やかとなるよう内装の材料にはステンレスやモルタル、メインカウンターには万代塀の部材を使用し外部的な要素を取り入れた。
一方で先鋭的な印象になりすぎないよう壁面は白を基調に人の手が触れるカウンターやテーブルは木とすることで様々な世代に受け入れられやすい大衆的な雰囲気を演出した。