20年後を思い描いて

12月7日㈰ 中心商店街エリアの未来を考える
Open Field Study(オープンフィールドスタディ)」に参加させていただきました。


午前中は税理士の堀さんより税収面からの具体な数値を踏まえた他県の状況や富山との比較
地理学やまちづくりの観点から富山大学人文学部 大西教授のお話を聞いて
気付かなかった、知らなかった視点を得ることができ
街の見え方が変わり、より具体にまちの状況を捉え直すことの出来る機会となりました。

午後のグループごとのワークショップでは年齢、職種、居住地が異なる様々な視点からの意見を交換し
これからを考えるヒントがたくさん得られたように思います。

ワークショップの前段として建築家の視点からストック利用や施設整備の課題などを
「fil(荒町の学生シェアハウス・荒町の料理店」と「四〇〇○○〇(シジマ)」を事例に
ミニレクチャーとして僭越ながらお話をさせていただきました。

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昔からよく富山は何もない、廃れているというような意見はよく耳にしますし
その中でも状況を変えようとしている姿勢に無駄なのではという批判的な意見をSNSで見かけたこともあります。

それでも今日も誰かの営みや生活が、まだそこには確かにあることも事実で
その中でどうにか次に繋げていきたいと行動をしている人もいます。
外野から批判をすることは簡単だけど、自分が暮らす街が今よりもより良くなって欲しいと願うのは当然で
それに水を差すのではなく、じゃあ実際に訪れて、触れてみて
具体的に何が良くないと思うのか、どうしたら良いと思うのか
周りと対話をすることが大切なんじゃないかとワークショップを通して感じました。
それはきっと誰かにとってのヒントになるかもしれないし
巡り巡って自分にとって嬉しい時間や場が生まれるきっかけになるかもしれない

だからこそ、自分ごとにして考えてみる。
ただ愚痴を並べて終わるのではなくて
自分には街のことなんて何もできないと考えるのではなく
対話を重ねる、変化の糸口になりそうな人に伝えてみる
そういうひとりひとりの行動の積み重ねが、街の未来を少しずつ変えていくのかもしれないと思いました。

日々、生活圏に中心商店街エリアがある当事者として
劇的では無いけれど、小さな変化や魅力を感じている一方で
自分たちもついつい愚痴で終わってしまう部分があり
今回のワークショップに参加をして、とても反省をしました。

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タイムリーにも今月5日に発行された広報とやまの最終ページには
ニューヨークタイムズ ライターのクレイグさんと市長の対談が掲載されていて
富山の魅力やまちづくりについて語られていました。
その中でクレイグさんのこの一言がとても印象的に残りました。

「自分たちの街を知り、自信を持ってください。」

富山県民が言う「何もない」は
 本当に何もないと思っている人
 当たり前の環境で気付けていない人
 謙遜している人
いろんな「何もない」があるような気がします。

海外の方が訪れて感じる魅力が間違い無くあって
それを地場の人も知ろうとすること、理解することが必要だと思いました。


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先の姿を描いて、日々の行動を変えていきたい
変えていく必要があるなと強く感じ
先輩設計事務所の行動力と頼もしさに奮い立たせられる1日となりました。

そしてできれば我々も街のために企画、計画や設計の部分で力を添えられる存在になっていきたいと強く思います。

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